弊社の選曲・音響効果の特長
社内のエンジニアと社外の作編曲家、演奏家と連携
弊社では1998年よりウェブ絵本、教育コンテンツ、アニメ、環境DVD、ドラマ、CMなど多種多様な映像作品のプロデュースを含めた制作全般を受託しております。
選曲や音楽制作に関しては、社内のエンジニアと社外の音楽家、演奏家と連携して行っています。
「楽曲BANK」は音楽家が自身で作った既存曲をストックしたもので、音楽家と直接やりとりしながら、社内のMAスタジオで、長さや編成をスピーディーに調整しています。オリジナル性高い楽曲を音楽制作と選曲の中間の価格帯でスピーディーに提供できるのが最大の強みです。 オリジナル楽曲の制作も承ります。契約については、予算的に買取契約が難しい場合には、期限や仕様範囲を決めた上で、使用許諾の契約も承ります。最新の音響技術にも対応しており、7.1chまでのサラウンドMIXも可能です。
オリジナリティとスピードを追求するため“楽曲BANK”を構築し活用しています
楽曲BANKではオリジナル楽曲を常時収集!
“楽曲BANK”とは、音楽の作家から楽曲をお預かりし、お預かりした楽曲が、TV/DVDなどの映像に合うものでしたら、1回の使用ごとに作家に対して使用料をお支払いするしくみです。お預かりしている楽曲は現在500曲以上。
“楽曲BANK”の構築・活用により、オリジナリティ溢れる選曲とスピード納期を実現!
ジャンルも幅広く、あらゆる映像にピッタリの音楽がここにあります。
おもな作品 ※一部抜粋
・NHKエンタープライズ『バーチャルペット』、『動物の赤ちゃん』、『宇宙』、『日本の秘境』
・サイエンスチャンネル『恒星探査船ダンテ』、『物理学』
・らでぃっしゅぼうや
・日経
・ロボット博
・積水ハウス
・心理学 全10巻
・記憶術 全4巻
・社会心理学10巻
・DVD『柴犬のチコ』『うにの秘密基地』『団地日和』
効果的な音楽の演出方法
音楽によって没入感を高め、メッセージを効果的に伝えることができる反面、間違った使い方をすると映像作品が台無しになってしまいます。
また音楽は映像だけでは伝えられない感覚に訴えかけることができます。
映像だけでも音楽だけでも不十分で、両者がピッタリハマることでワンランク上の作品へと昇華します。
適した場面で適した音楽を使うことは、視聴者から狙った通りの反応を引き出すために必要不可欠です。
弊社では映像制作の経験を活かし、より効果的な音楽の演出方法をご提案します。
ドラマ・映画作品の場合
音楽で視線を誘導
90分の映像で観客の目線は約2万回動きます。
しかも好きに動いているわけではなく、観客は同じタイミングで同じところを観ています。
もし意図した通りに視線を誘導させたいのならば、動きに音を合わせ、映像と音楽をリンクさせることが重要です。
例えば、なにか上昇していく場面では、それに合わせて音程も高くしていくことで映像と音が一体化し、自然と観客の視線はそこに向かいます。
会話のリズムを再現
人が話すとき、その言葉にはフレーズごとにリズムがあります。
そのリズムを曲に再現することで、人と会話しているような自然な音楽を作ることができます。
アニメ作品の場合
アニメ音楽は映像より先に音楽を作ります。
そのため映像に合った曲を作るのではなく、アニメの世界観に合った曲を作ります。
主人公やよく登場するキャラクター毎に曲を作り、長さやアレンジを変えることでシチュエーションに馴染む楽曲にすることができます。
1クール13話で20~30曲が目安の曲数です。
モチーフを活用
まずメロディの元となるモチーフを作ります。
そのモチーフをいろいろなイメージでアレンジしていくことで、統一性を持たせながらシチュエーションに即した曲調の音楽を作れます。
曲毎にメリハリをつける
他の曲とのつながりを意識して、曲毎にメリハリがつくように作ります。
1曲1曲の音色、リズム、音域などを変え、連続して流れても映像に緩急がつくようにします。
1曲単位ではなく、アニメ全体の流れやバランスを考えながら作っていくことが大切です。
CM作品の場合
CM音楽は、15秒~30秒という短い時間の中でいかに視聴者に覚えてもらえるかが大切です。そのためには一度聴いただけですぐに耳に残るメロディや、シンプルで歌いやすいようなキャッチーなメロディを作らなければいけません。
さらにその短い時間で、インパクトを残しつつも商品の情報や魅力を適切に伝え、かつ商品の特徴を捉えた曲調の音楽にする必要があります。
短いからこそ、ひとつひとつの音にこだわりを持ち、視聴者の心に届くような音楽を制作していきます。
環境映像作品の場合
環境音楽とは集中して聴くことを目的とせず、環境音に近い音楽のことです。アンビエント音楽とも言います。
環境音楽を聴くと、集中できる、リラックスする、自然を感じるといった効果があります。集中したりリラックスしているとα波という脳波が出ます。そしてこのα波が出やすい音楽の特徴があります。
それは同じ展開を繰り返さないこと、歌声が入っていないこと、拍子感が少ないこと、静かで穏やかであること、木々のざわめきや川のせせらぎなどの自然の音を使うことなどです。
聴いていて居心地が良く、快適な環境を提供するために効果的な環境音楽を作っています。
効果音について
映像を引き立てるためには良質な効果音が必要不可欠です。
効果音ひとつで映像のメリハリや没入感が変わってきます。
ただ歩くだけの音でも、誰が(性別・体型・服装など)どこを歩くのか、カメラとの距離はどれくらい離れているのか、近づいてくるのか遠ざかるのかなど、様々な観点から考えて音を作ります。
効果音というからには、効果がある音でなければいけません。
その音を入れることでどのような効果が得られるのかをとことん考え、映像の質感や意図に合わせてひとつひとつ丁寧に作成します。
依頼の流れ
- 1お問い合わせ 予算やスケジュールなどまずはお気軽にご相談ください。
- 2音響プランニング おおまかな曲の内容を決めた後、より具体的な音楽のタイミングなどの打ち合わせをします。
- 3選曲または音楽制作
- 4確認 実際に音楽と効果を映像にあてたファイルをお渡しします。
- 5完成 MIXを行い、納品致します。
映像がない場合や構想段階からでも承ります。
どの曲がどこから始まりどこで終わるのか、どのような曲が必要なのかなど、細かく決めていきます。
料金
事前見積いたしますので、完成尺をお知らせください。